うろうろ

高校の時さ、テスト前日に4時ぐらいまで起きてて、全部終わったあとの、最寄駅からの帰り道は綺麗だったな、空が青くて視界が全体的にフィルターがかってたみたいだった。

キャンパスから駅までの帰り道、たまたま寝不足で久し振りに同じ現象が起きて、ちょっと寄り道したな。道端の草花すら綺麗に見えたな。

高校の話に戻るけど、塾に行くために京都駅に通っていた。京都駅はすごく大きな駅で、大阪とか東京も確かに大きいんだけど、外に出るために天井の高いだだっ広い空間を長いこと歩かないといけなかったのがなんか良かったなあ。建築家がヨーロッパの駅みたいなパブリックアートな空間にしたかったのか、よく分からない階段とか変な場所がたくさんあって、居心地が良かった。

受験が迫ってた時期なんかは、ラーメン小路(そういうのがある)とかで夜ご飯を済ませたあと、すぐに塾の自習室に向かう気になれなくて、かといって家に帰るのも気が引けて、無意味に階段を上り下りしたり、誰もいないおおざっぱな展望エリアをうろうろしたりしていた。何が言いたいかというと、自分は昔から徘徊するのがすきだったのかもしれない。

なさけない

●自分について

人が良いと言ったものばかり良いと思ってしまう。好きな絵を描くひとが褒めていた映画をメモしたり、人の薦める曲をよく聞いたりする。なにを調べるにもいちいち「おすすめ」で検索する。

 

●切り傷

いつのまにか右手の人差し指にちょっとした切り傷ができていた。夕方に見返すと、もう塞がっていて痛みも無かった。

 

●栄養

大学のキャンパスで開催される就活イベントに行く時、たとえおにぎりを買っていたとしても、食堂でお野菜の小鉢(大抵ほうれん草のおひたし)だけは必ず注文する。大学は栄養補給の場

 

●むかつくこと

雰囲気系のものを馬鹿にする人間は、コンテンツに偉い偉くないが存在すると信じてそうだし、何を見るにも読むにも伏線のことしか考えてなさそうだな。完全に脳内の架空の敵なんだけど、想像するだけでむかついてくる。

 

●醤油

空気に触れないタイプのボトルの醤油を使っている。そのラベルをよく見ると、期間限定の包装なのか、ドナルドダックとデイジーダックがプリントされていた。買った時はそれに気が付かなかった。最悪だ、と思い「うわ」と声に出た。しかしすぐに、最悪なのはそんな考えを持つに至った自分じゃないか、いつからこんな風になってしまったんだろう、と情けなくなった。

 

●お風呂

花粉対策として、最近は帰宅してすぐにお湯を沸かしている。あがる前に必ず風呂掃除をするようになったのも続けられている要因かもしれない。水分補給を怠ったのか貧血になったのかのぼせたのか知らないが、今日は風呂場で気分が悪くなってしまった。いったんあがって水分を摂るのも考えたが、気温差でやられるのが怖くてやめた。椅子に座って呼吸を整え、何とかなった。お風呂は気持ち良いけれど就寝時刻は一向に早まらない。情けない。

 

 

 

思い出せない

大学の保健センターの精神科医に言われて2週間分の行動とその時の元気度を記す紙を書いている。毎日几帳面にやるなんて当然できるわけないので、3日4日分思い出しながら書く。3日前あたりから記憶が真っ白なので、うんうん唸っても何時に起きたか、何時に食べたか、何をしたか、全く思い出せない。元気になるために書いているのに夜更かししている。

2/25

  エントリーしたと思っていたインターンシップの手続きが完了していなかった。インターンには行けないようだ。嬉しいやら悲しいやら。

 今日は就活写真を撮りに行った。髪のセットや目の開き具合、顎の向きなど色々調整してくれたので誠実そうな写真が出来上がった。この世に存在しない謎の人間が写真に映っている。出来自体には満足してるけど、この世の全てを舐めたギャルっぽい店員が多かった。胡散臭いチーフっぽい男の人が客らしき女性に熱心に語りかけていた。

 夕飯時だったので写真を受け取ってからカレーを食べた。美味しかったけど、神田で何時間も並んだお店でこれが出てきたらガッカリするだろうな。ビールを頼むのは我慢した。帰りがけに塩パンを買うのも我慢した。塩パンは安いからすぐ買いそうになる。

パンといえば、りくろーおじさんのちくわパンはおいしい。ロールパンにツナが詰まったちくわが入ってて、上にマヨネーズがかかっている。カレーパンも比較的安くてうまい。たまごサンドはうまいが異様に高い。僕にとってりくろーはケーキじゃなくて惣菜パン屋だ。

 今電車でこれを買いている。帰宅してからビールを飲むか、迷う。お酒の勢いで排水口を掃除したい。

好きなもの・苦手なもの

‪ 今のアニメは絵のクオリティが高いから好みに合わなくてもなんとか見れるけど、昔のアニメはしんどい。特にガンダムのファーストとかZなんかは戦闘アクションが醍醐味なのに(ストーリー性や設定が評価されているのは確かだけど、ジャンルとしての主眼はやっぱり戦闘描写)、そこが見れるレベルでないからすごくきつかった。50話と大ボリュームなのも殺人的だ。

それに加えて富野のヒステリックな人間関係描写がめちゃくちゃ苦手だ。ちょっと説教くさくもある。アマプラでエヴァ新劇を見返したとき、やはり自分は庵野の世界観が好きだと思った。仮に絵柄が数世代古くてもそれでも好きだろうな。ナディア見たことないが…

 

 おれはかなり頻繁に三角食べをしてしまう。三角食べっていいことのはずだが、サイクルがあまりに短すぎる。料理がなくなりかけの器がずらっと並んでいるのが恥ずかしい。食べ方の拘りが強いやつなんだな、と思われるのも恥ずかしい。 そも食べているところを見られるの自体恥ずかしい。写真を撮られるのも苦手だ。

 

 一人暮らしを始めてから、冬寝るときはずっとフリースとスウェットのズボンを履いている。最近気がついたのだが、フリースの首元がジッパーの関係で収まりが悪い。使用頻度の低いトレーナーを寝巻き代わりにするのも癪だし、睡眠の質を高めるために着心地の良い寝巻きが欲しいと思っている。僕はつくづくこういうことに気がつくのが遅い。なんか暑いなと思うと周りはすっかり春物に衣替えしていたりする。

 

アンニュイなバンドって好きなんだけど、その中でもアップテンポでメロが分かりやすくて進行がシンプルな曲をすきになることが多い。アンニュイなバンドのゆるゆるした曲って割りかし聞き分けがつかなくて、結構困る。

 

 タスクが増えて頭が働かなくなってきた。ただ職につくということだけにお金と頭と時間と記憶力をたくさん使わなければいけない。作り笑いってしなきゃいけないのかな

文旦・ぶんたん・ボンタン・ザボン

 今日は後輩に誘われて近くの銭湯に行った。冬至のゆず風呂の要領でボンタンという大きな果物を湯に浮かべるイベントをやっていた。ザボンとも呼ぶらしくて、ドラゴンボールザーボンの元ネタらしい。今気付いたけど、ボンタンアメのボンタンか。一人暮らしをしていると季節感を味わえる機会が少ないから、こういう催しに参加すると地に足つく感じがする。銭湯のカウンターで「ボンタンボックス」という、ボンタン1個・ボンタン飴・他限定グッズの入った箱を3000円で売っていて、なんだかなあと感じた。

 そこまで頻繁に通うわけではないが僕はサウナがすきだ。暑い部屋に何分か入って、水風呂に何十秒か浸かる。これを繰り返してから涼しいところで横になる。すると視界がグルグル回る。肌が喜んでいる気がする。愛好家はこの現象を「整う」と呼ぶらしい。 今までは「整う」ためにいかにサウナ・水風呂のサイクルを調整するかに気を取られていたけれど、今回はそれを度外視して水風呂の後にお湯につかったりもした。お風呂は気楽に楽しみたいから。1500円もする12枚綴りのロイヤルサウナ券(ちょっとお得)まで買ってしまった。春休みはたくさん通おう。

 お風呂からあがると駅に直行して電車に乗った。中国留学していた女の子が一時帰国していて、お疲れ会を梅田でやっており、そこに合流した。すぐにラストオーダーになってしまって1軒目には30分といられなかった。2軒目に向かう途中、グランフロントの真ん前にスケートリンクが設置されているのに気がついた。「スケートはロマンあるな」「僕昔よくスケートやってました」「俺はローラーブレードやってた」「1500円かうーん」「19時以降500円引きだ」などと言っていたらスタッフが店じまいを始めた。入場時間はとっくに終わっていたらしい。かなりワクワクして気分を上げてしまったので、それなりにガッカリした。

 自分は後輩には先輩風を、先輩には後輩風(?)を過剰に吹かせた喋り方をしてしまう気がする。もっと差をマイルドにできたらいいのに。同じ目線で話せる人があまりいないな。そんなことを飲み会帰りに思った。

 洗濯と掃除、後回しに後回しにしている。

ミートソース

 久しぶりにフィッシュマンズを聞いた。正確に言えば音楽をちゃんと聞くこと自体が久しぶりだ。Twitterでドミコもgrapevineも新曲PVを公開しているらしいという情報が流れてきて、イヤホンを取り出してみる気になった。そのついでだった。YouTubeのフィシュマンズのライブ動画は1時間半近くあるので、なかなか手をつけられなかった。見てみたらメンバーみんなが思ったよりも結構笑いながら演奏していて、意外だった。ボーカルの佐藤は薬をやっている感じでMCをする。「キミ」という単語を使うのが年代感があって良い。

 あれだけ毎日していたのだけど、今はイヤホンをつけるのがすごく億劫だ。Bluetoothのやつも買おうか検討しているが、高いし充電も面倒そうだ。生活に工程を増やしたくない。楽しく暮らせるようになるには色んなことを始める必要があるし、色んなことをするには一つ一つの工程を減らさなければいけないからだ。スピーカーでBGMみたいに音楽を楽しむ方が、「よし聞くぞ」といちいち気負わずにいられそうだなあ。少し癪だけどレコードなんかもよさそうだ。と思ったけど、スペースを取るし色々面倒なので当分はいいや。

 冷凍庫で2ヶ月近く眠っていた飴色たまねぎを引っ張り出してレトルトのミートソースと混ぜてパスタにかけて食べた。Amazonパントリーで買ったフェットチーネはイマイチだった。そもそも茹で時間11分と書いてあったのに届いたら14分だったのは納得いっていない。留学中に食べて感動したバリラリングイネが凄く美味しくてその影を追い続けている。平めんはうまいが、8分以上になるとお腹に溜まるし食感もグニグニして好みでない。ミートソースは驚くほど美味しかった。ミートソースというよりボロネーゼという感じの味だった。こどもの頃母が作ってくれたミートソースは甘みよりトマトの味が強かった。僕にとってボロネーゼという単語はレトルトとかお店とかのための言葉だ。生の玉ねぎが嫌いだし、飴色にするのはとてもかったるいのでまた作ることはそうそうないだろう。