なさけない

●自分について

人が良いと言ったものばかり良いと思ってしまう。好きな絵を描くひとが褒めていた映画をメモしたり、人の薦める曲をよく聞いたりする。なにを調べるにもいちいち「おすすめ」で検索する。

 

●切り傷

いつのまにか右手の人差し指にちょっとした切り傷ができていた。夕方に見返すと、もう塞がっていて痛みも無かった。

 

●栄養

大学のキャンパスで開催される就活イベントに行く時、たとえおにぎりを買っていたとしても、食堂でお野菜の小鉢(大抵ほうれん草のおひたし)だけは必ず注文する。大学は栄養補給の場

 

●むかつくこと

雰囲気系のものを馬鹿にする人間は、コンテンツに偉い偉くないが存在すると信じてそうだし、何を見るにも読むにも伏線のことしか考えてなさそうだな。完全に脳内の架空の敵なんだけど、想像するだけでむかついてくる。

 

●醤油

空気に触れないタイプのボトルの醤油を使っている。そのラベルをよく見ると、期間限定の包装なのか、ドナルドダックとデイジーダックがプリントされていた。買った時はそれに気が付かなかった。最悪だ、と思い「うわ」と声に出た。しかしすぐに、最悪なのはそんな考えを持つに至った自分じゃないか、いつからこんな風になってしまったんだろう、と情けなくなった。

 

●お風呂

花粉対策として、最近は帰宅してすぐにお湯を沸かしている。あがる前に必ず風呂掃除をするようになったのも続けられている要因かもしれない。水分補給を怠ったのか貧血になったのかのぼせたのか知らないが、今日は風呂場で気分が悪くなってしまった。いったんあがって水分を摂るのも考えたが、気温差でやられるのが怖くてやめた。椅子に座って呼吸を整え、何とかなった。お風呂は気持ち良いけれど就寝時刻は一向に早まらない。情けない。